現代国際政治史(上)(北樹出版)
『現代国際政治史(上)』(単著)
20世紀は2度にわたる世界戦争と、半世紀に及んだ冷戦に彩られた戦争の世紀であった。新しい世紀は、安定し繁栄する世界でなければならない。21世紀に、多くの教訓を与える道しるべである。上巻では同盟の形成と対立‐国際秩序の形成を巡る問題、資本主義対社会主義・共産主義、民族解放と民族自決、軍備拡張競争と軍備縮小という四つの視座に立ち、20世紀の初めから1950年代の終わりまでの国際政治史の展開を通観し、その課題を論ずる。
序論
第1部 二つの世界戦争
第1章 第1次世界大戦
第2章 1920年代の国際関係の緊張と安定
第3章 1930年代‐ファシズムの躍進と第2次世界大戦への道
第4章 第2次世界大戦(1939年~45年)
第2部 冷戦の勃発と進展
第5章 欧州における冷戦の勃発(1945年~49年)
第6章 東アジアへの冷戦の飛び火(1945年~53年)
第7章 諸民族の独立運動
第8章 「雪どけ」(1953年~59年)
頁数308頁 出版社 北樹出版 発売日2002年4月
